ケーブルモデムのLED表示について(TERAYON製モデム)
文書番号:0082
TERAYON社製モデムには LED が5つのTJ735と6つのTA301Sがあり、この表示状態により異常かどうかを判断することができます
代表的なものを例に解説します。
Power | 電源のON/OFF状態をあらわします。 |
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Cable | モデムの動作状態をあらわします。通常は緑点灯です。 |
PC | パソコン等の機器の電源がON状態で、かつLANケーブルが正しくつながっている時に点灯します。 |
Data | データの送受信の時に点滅します。 |
Test | モデムのファームウェアアップグレードの時に点灯します。 |
VoIP (TA302Sのみ) |
IP電話の状態を表示します。 ※キャッチIPフォンサービスをご契約でない場合は赤点灯です。 (TJ735にはこのLEDはありません。) |
※モデム異常の場合は、モデムの電源を一度落としていただき、再度電源を入れなおしてください。
※モデムの電源を入れなおしていただくと、モデムはリセット状態になり、正常な状態になるまでに5分程度かかります。
◆パソコンの電源を入れている場合
(ハブ、ルータ、無線機器などの電源を入れている時も同様)
この状態で正常なランプの点灯となっています。
◆パソコンの電源を切っている場合
(ハブ、ルータ、無線機器などの電源を切っている時も同様)
LANケーブルが外れていたり、LANカード不良などの場合にも、このような状態になります
この状態で正常なランプの点灯となっています。
◆正常にデータ通信をしています
センター設備から制御データが送られる際にも点滅しますので、
お客様のPCが通信を行なっていないときにも点滅することがあります。
この状態で正常なランプの点灯となっています。
◆IP電話で通話をしています
(キャッチIPフォンご契約のお客様)
この状態で正常なランプの点灯となっています。
◆PSTN(NTT等の電話回線)で通話をしています
(キャッチIPフォンご契約のお客様)
この状態で正常なランプの点灯となっています。
◆Test LEDが点滅している
モデムのファームウェアをバージョンアップしています。
バージョンアップが終了すると、モデムが自動的に再起動します。
バージョンアップ中は電源をお切りにならないようお願いします。
◆Power LED以外点灯しない
下り信号を探している状態。 この状態が10分以上続く場合には、キャッチまでご連絡ください。
◆Cable LEDがゆっくりと点滅している
上り信号の接続を行なっている状態。この状態が10分以上続く場合には、一度モデムの電源抜差しを
していただき、改善されない場合はキャッチまでご連てください。
◆Cable LEDが速い点滅を繰り返す
設定情報を取得している状態。この状態が10分以上続く場合には、一度モデムの電源抜差しを
していただき、改善されない場合はキャッチまでご連絡ください。
◆VoIP LEDが赤く点灯している
IP電話が使用できない状態。TA302Sのモデムをお使いのお客様で、キャッチIPフォンをご契約になられて
いないお客様は赤く点灯します(正常)。キャッチIPフォンをご契約のお客様で、この状態が10分以上続く
場合には、一度モデムの電源抜差しをしていただき、改善されない場合はキャッチまでご連絡ください。
◆すべてのLEDが点灯している
モデムが故障した可能性があります。キャッチまでご連絡ください。
◆すべてのLEDが消えている
モデムの電源が消えています。モデムの電源ケーブルを確認してください。
取扱い上の注意
- モデムは、センター設備と定期的に通信をしておりますので、電源をなるべく切らずにお使いください。
- モデムに接続されている同軸ケーブルは、絶対に外さないでください。
雑音発生の原因となり、他のお客様の通信にも影響を与えてしまいます。 - モデムは、できるだけ通気性の良い場所に設置してください。
- 落雷によりモデムやネットワーク機器が故障することがあります。
雷が予想される場合は、モデムの電源を切り、LANケーブルを外していただくことをお勧めします。