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2021年11月1日 ニュースリリース デンソー「モノづくり棟」でのローカル5G実証実験開始 11月1日より電波を発射

株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、代表取締役社長:有馬浩二、以下「デンソー」)、株式会社キャッチネットワーク(本社:愛知県刈谷市、代表取締役社長:村田 康弘、以下「キャッチ」)は、デンソー本社敷地内「モノづくり棟」でのローカル5G の活用に向けた実証実験に着手しました。

キャッチは上記実験に伴い、ローカル5Gの無線局免許を申請し、2021年9月2日、総務省東海総合通信局より交付されました。
2021年11月1日から本格的に電波を発射し、デンソーの「モノづくり棟」での実証実験を経た2022年春のサービス開始に向けて準備を進めてまいります。

実証実験では、Sub-6 帯(※1)・SA[Stand Alone]方式(※2)の商用機を導入し、キャッチにローカル5G コア装置(※3)を設置して、基地局としての通信環境を構築したデンソーのモノづくり棟とネットワーク接続します。

今後も、地域産業の課題解決に向けたサービスの提供をめざしてまいります。

 

※1【Sub-6 帯】6GHz 未満の周波数帯のことで、国内ローカル5Gシステムにおいては、現状4.5GHz 帯の 4.6~4.9GHz を指す。
※2【SA(Stand Alone)方式】5G 専用の機器のみで動作する無線アクセスネットワーク構成による運用方式。 一方、現状の5G システムの多くは、NSA(Non Stand Alone)方式とよばれる、制御信号を4G インフラでやりとりする無線アクセスネットワーク構成で運用されている。
※3【ローカル5G コア装置】5G システムの加入者情報管理装置、基地局の制御装置などで構成される装置群。