micro_ichiranyou_dai2.jpg
あれこれ

愛と美のエンターテインメント!シリーズ「近所のテレビのはなし」Vol.2~TAKARAZUKA SKY STAGE

宝塚といえば、女性だけのパフォーマンスによるバラエティー豊かなエンターテインメントで観客を魅了し、100年以上の歴史を誇る、世界でも類を見ない劇団。華やかさとロマンをたたえたその舞台は、ため息が出るほどの美しさです。

専門チャンネルの魅力をお届けする新シリーズ『近所のテレビのはなし』第2弾は、宝塚の魅力を1日20時間、家にいながらいつでも楽しむことができる夢のようなチャンネル『TAKARAZUKA SKY STAGE』を紹介します!

宝塚とタカラジェンヌのすべてを楽しめる!

arekore211_01.jpg

タカラヅカニュース
平日・土曜日4回放送(7:00~、12:00~、17:00~、22:00~)
日曜日3回放送(7:00~、12:00~、17:00~)

(c)宝塚歌劇団 (c)宝塚クリエイティブアーツ

このチャンネルは本当に贅沢。大劇場の公演にとどまらず、小劇場作品やディナーショー、新人たちのワークショップなど宝塚が上演するほぼすべての作品を、オリジナルの収録映像で見ることができるんです!ときには歴史に残る数十年前の名作も放映されるので、3世代で楽しんでいるご家庭も少なくないんですって。

また、平日は毎日4回、いまの宝塚を知ることができる『タカラヅカニュース』を放送。もちろんニュースといってもお堅い報道番組ではありません。各組より2名のナビゲーターが案内役を務め、初日や千秋楽の様子、稽古中のタカラジェンヌへのインタビュー、遊び心あふれるクイズやトーク企画など、ワクワクする話題が満載の番組です。

楽しみが何倍にも広がる番組の数々!

arekore211_02.jpg

星組トップスター 礼真琴
(c)宝塚歌劇団 (c)宝塚クリエイティブアーツ

そして、タカラジェンヌの素顔が垣間見られちゃう、オリジナル番組も豊富!

タカラジェンヌ自身が企画するスペシャル番組を始め、作品をテーマで分析する番組や公演スタッフのこだわりを紹介する番組などなど、幅広く奥深~いラインアップ。宝塚を観劇する楽しみを、何倍にも広げてくれること間違いなし!

元祖2.5次元!
漫画原作を巧みに宝塚ナイズした名作たち

arekore211_03.jpg

『ロミオとジュリエット』 ('12年月組・東京宝塚劇場・千秋楽)
Roméo & Juliette
Le spectacle musical de
GÉRARD PRESGURVIC
D'après l' œuvre de WILLIAM SHAKESPEARE

(c)宝塚歌劇団 (c)宝塚クリエイティブアーツ

チャンネルではこの8月、特に注目すべき特集がふたつ。ひとつは7月~11月まで、5カ月にわたって実施される「ロミオとジュリエット 過去作まるっと連続放送」です。2010年に星組で日本初演を果たして以来、繰り返し上演されてきたフランス製の名作ミュージカルを、新人公演を含め2013年までの作品をすべて放送!版権の関係で限られた期間しか放送されない作品なだけに、貴重映像を見逃す手はありません!

そしてもうひとつが、漫画原作作品の特集。いまや日本中で熱狂を生んでいる2.5次元ミュージカルですが、その元祖は宝塚といえるでしょう。そう、昭和時代に一世を風靡した超有名作「ベルサイユのばら」!以来、「はいからさんが通る」などといった少女漫画の舞台化のみならず、「ブラック・ジャック」や「ルパン三世」、「るろうに剣心」など、多彩なジャンルで多くの傑作を送り出しているのです。なんといっても宝塚特有である、女性が演じる男役の非現実的なカッコよさこそが、漫画キャラクターを忠実に再現する最大の武器。 "愛"に重きを置いた独特の感性と華麗なパフォーマンスが相まって、漫画が描く物語世界を巧みに宝塚ナイズ。どっぷりと堪能させてくれます。

今月からは新トップスター・彩風咲奈率いる雪組による「CITY HUNTER」が、いよいよ開幕!およそ宝塚らしくないハードボイルドかつコミカルな男性向けアクション漫画を、宝塚でどう表現するのでしょう?新たな名作の誕生に思いをはせながら、過去の漫画舞台を楽しんではいかがでしょう?

漫画家の萩尾先生をも夢中にさせた
宝塚の至宝が「ポーの一族」

arekore211_04.jpg

『ポーの一族』('18年花組・東京宝塚劇場・千秋楽)
原作/萩尾 望都「ポーの一族」(小学館フラワーコミックス)

(c)宝塚歌劇団 (c)宝塚クリエイティブアーツ

忘れがたい作品がそろった漫画原作特集のなかでも、とくに激しく推したい作品はといえば、断然「ポーの一族」です!永遠の時を生きるバンパネラの少年、エドガーの愛と孤独を耽美に痛切に描ききり、宝塚ならではの魅力で開花させた珠玉作!

原作は、宝塚きっての名演出家・小池修一郎氏が入団した直後、作者の萩尾望都先生に「いつか劇化させてください」と直訴したというほど、深く惚れこんだ伝説的少女漫画。小池氏が夢の実現までに33年を要したのは、「エドガーを演じられる」と確信できるタカラジェンヌが現れなかったからとか。そんな小池氏のお眼鏡にかなってエドガー役に扮した明日海りおさんは、リアルな少年以上に少年そのもの!繊細な美貌と輝く巻き毛、ほっそりとした首筋に柳腰を備えた逸材です。しかも、哀しみに満ちた内面を完璧に表現する声と演技で観る者を圧倒し、陶酔させてくれちゃいます。

その上、原作をこよなく愛する小池氏のオタクぶりが素晴らしい成果を上げているのも見どころです。原作のエッセンスを詰め込んだストーリーは、意外にもかなりスピーディーに展開。原作から抜け出たような衣装の再現度や名ゼリフを歌詞にそのまま盛り込んだ歌、エドガーとアラン(柚香光さん)のスリリングかつ妖艶な関係性など、原作ファンも宝塚ファンも舞台初心者でさえ、大興奮(=激萌え)間違いなし!萩尾先生が「エドガーがいる!」と夢中になられたというのもうなずける、宝塚の至宝。必見です。

TEXT/若林ゆり

●番組紹介
『ロミオとジュリエット』('12年月組・東京宝塚劇場・千秋楽)
TAKARAZUKA SKY STAGE
2021年8月21日(土)14:00~16:45 ほか

シェイクスピアによる戯曲「ロミオとジュリエット」を演出家のジェラール・プレスギュルビックが新たにミュージカル化。世界各国で上演される人気作を、宝塚歌劇が2010年に日本初演し、以来何度も再演されている。8月は、当時の月組トップスター・龍真咲のお披露目公演で、ロミオ役を龍真咲と、準トップスター・明日海りおのWキャストで上演された2012年版をはじめ全3本をおくる。

『ポーの一族』('18年花組・東京宝塚劇場・千秋楽)
TAKARAZUKA SKY STAGE
2021年8月29日(日)21:00~24:15

萩尾望都が1972年に発表して以来、少女漫画の枠を超えて幅広い読者を獲得してきた傑作「ポーの一族」を初ミュージカル化。永遠に年を取らず生き永らえていくバンパネラ"ポーの一族"。その一族に加わったエドガー(明日海りお)が、アランやメリーベルを加え、哀しみをたたえつつ時空を超えて旅を続けていくゴシック・ロマン。

●チャンネル紹介
TAKARAZUKA SKY STAGE
952ch/オプションチャンネル(月額2,700円/税込2,970円)
詳細はこちらから
TAKARAZUKA SKY STAGE Webサイト

関連記事