
愛知県西三河エリアにある夜のお店(※お酒の飲める店舗)を巡るこの企画。近所でお店を開拓したいけど、結局、いつも同じ店に行ってしまう...。という方は必見です!グルメサイトなどには載っていないお店の雰囲気、店主の人柄などを中心に紹介していきます!
今回は、昔懐かしい立ち飲みのできる刈谷市のお店をご紹介します。
※2021年5月取材時点の情報です。
立ち飲みの美学

お店に入ると、ん?テーブルとイスがない!そうなのです、「しごろく屋」さんは昔懐かしい立ち飲みのお店です。
昔の居酒屋さんには、この立ち飲みスタイルが数多くあり、独特の雰囲気を醸し出していました。立ち飲みと言えば、日本酒が王道です。日本酒の酒器にはいろいろあります。徳利だったり、コップだったり、升だったり...。このうち、なみなみと注がれた升で頂く日本酒は格別ですよね。でも最初の一口がこぼれてしまいそうで、なかなか飲みにくいなんて経験もあるのでは?実は立ち飲みは、すこし身をかがめるだけで、こぼさず頂けるという利点があるんですよ。
愛知県の酒蔵を応援

愛知県内で日本酒を作っている蔵元って、どれくらいあるかご存じですか?その数およそ40。全国で見てもTOP10に入るくらい多いのです。「しごろく屋」さんは、地元愛知県で作られた日本酒を応援しようと、多くの銘柄をそろえています。
今回頂いたのは、知多郡阿久比町にある丸一酒造の「ほしいずみ」。すっきりとした味わいとキレのある後味が特徴です。この他にも常時15種類ほどがそろっています。最近は日本酒も密かなブームになりつつあるとのことで、地元の日本酒の飲み比べなど、楽しんでみては?
刈谷の名店「ひふみ」の味が楽しめる

「しごろく屋」さんは、刈谷市で大正時代から続く「ひふみ」の2号店としてオープンしました。店主の鈴木博道さんは、「ひふみ」の店主の息子さん。このお店がオープンする前は、「ひふみ」で腕を振るっていました。料理は「ひふみ」の味を引き継いでいるので、うまさに間違いなし!
今回は「ひふみ」の人気メニューでもある「名物鶏天ぷら」を頂きました。衣はサクサク、身はジューシーな一品です。もちろん日本酒との相性も抜群。
将来は立ち飲み横丁を作りたい

「しごろく屋」さんの近くには、立ち飲みが楽しめるお店が他にもあります。「立ち飲みはカウンターで店主とよもやま話をしながらお酒を楽しめるという距離感が一番の強み。また時間がない時でも、すっと一杯ひっかけて帰れるという楽しみ方がある。将来はこの辺りが立ち飲み横丁になってくれると、街もにぎやかになるよね。」と、店主の鈴木さん。
気軽に立ち寄れて、酒を酌み交わし、おいしいつまみに舌鼓。新たな立ち飲み文化をみなさんもぜひ楽しんでみては?(取材:石川雅章/2021年5月取材)
「しごろく屋」店主の一言PR!
サクッと飲んで、サクッと食べて!
店主 鈴木博道さん
アクセスマップ
キャッチの番組でも紹介中!

『近所の夜グルメ探訪!』。番組では、リポーターがお店にお邪魔して店主の人柄、おススメの逸品を紹介しています!
番組名:夜な夜なヨルグルメ
放送チャンネル:地上デジタル12ch
放送日時:毎月第2・4土曜日18:45~ 他