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あの人

困っている人の味方!移動スーパー「とくし丸」

近所の買い物難民を助ける移動スーパー

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刈谷市は比較的スーパーマーケットが多いが、自動車に乗って訪れることが前提の立地が大半。スーパーの郊外化が進み、近所のスーパーが撤退してしまい、買い物に不自由を感じている住民も少なくない。

そんな「買い物難民」の救世主が、刈谷市の『スーパーヤオスズ』が展開する移動スーパー「とくし丸」だ。

地域の声に応えたスーパーの代表

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「きっかけは、知人から『地元のスーパーが閉店して地域の人たちが買い物できない状態だから、移動スーパーをやってほしい』と言われたこと」と話すのは、『スーパーヤオスズ』の3代目代表、丹羽一仁さん。

始動して数カ月は「まったく地域に浸透しなかった」という移動スーパーだったが、クチコミが広がり、現在は3台が刈谷市と知立市を走る。

トラックにはなんと400品目の商品が!

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販売車は基本、電話があった家を1軒ずつ訪問するのだが、注文方式ではないのが特徴。トラックにぎっしりと積み込まれた約400品目の商品を、自分の目で見て選ぶスタイルをとっている。そのため、「選ぶ楽しみがある」と好評を博している。

また、車に載ってないものでも、欲しいものを伝えれば、次回、積み込んでくれることも。こういったやり取りをするうちに、販売者が地域の人の顔を思い浮かべ、積み込むアイテムをセレクトするように。

地域から愛される移動スーパーに

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時には、気を遣ってたくさん買おうとする人に対して「使い切れる分だけでいいよ」と止めることもあるという。徐々に信頼関係を築いてきたこともあり、この移動スーパーが、地域の見守り隊としての役割も果たしている。「この街の役に立ちたい」という思いがぎっしり詰まった「とくし丸」は、今日も街中を駆け巡る。

(キャッチネットワークのライフコネクトチャンネルマガジン・ケーブルテレビの向こうがわ。2019年10月~12月号より)

丹羽一仁さん

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1971年10月、刈谷市生まれ。大学卒業後は和歌山県のスーパーで修業。3年間勤めた後、地元・刈谷へ戻り、家業である『スーパーヤオスズ』に入社。

2012年、3代目代表取締役に就任した。「とくし丸」を導入するなど、地域貢献にも尽力している。修業時代はおもに鮮魚を学んだため、魚をさばくのが得意。

スーパーヤオスズ

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創業72年のご当地スーパー。三河エリアで採れた野菜や、三河幡豆の魚介類など地元食材が多彩に揃う。店舗はポケット店、アップティー店、食彩館ライブ店、キララ店がある。移動販売の詳細は、HPまたは本部電話番号まで。スーパーヤオスズHP

場所:愛知県刈谷市高津波4-504(本部・ポケット店)
電話:0566-24-0387(本部)
営業時間:10:00~21:00(※日曜日はイベントにより変動あり)
定休日:1月1日

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