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あれこれ

愛知県西三河「どでか遺産」に行ってみた!その正体が明らかに…

度々、SNSやテレビ番組で取り上げられている、各地の巨大な造形物。ナニコレ!?と言いたくなるシュールな佇まいがよく話題になっていますよね。「本当にあるのか...?」と疑っている人もいるでしょうが、なんと、この愛知県西三河地域にも2つの「どでか遺産」の目撃情報が...!

周辺を車で通ると、なにやら周囲の景色から少し飛び出ている姿が見えるんだとか。さっそく編集部は現地に取材へ。今回は、ちょっと気になる、でもなんだか分からない、その正体を明らかにしてきました。

瓦の町を見守る観音様

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まず最初に訪れたのは、高浜市青木町にある観音寺の「衣浦観音」。

名鉄三河線の高浜港駅から「高浜市やきものの里かわら美術館」に向かって歩いていくと、見るからに飛び出た造形物が!高台にある大きな観音様が微笑みながら町を見下ろしているようにも見えます。

高浜市は日本三大瓦のひとつ「三州瓦」の生産地としても有名。瓦が埋め込まれている坂道を登りながら、さっそく近づいてみましょう!

神々しくもシュールな佇まい

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全貌をあらわにした観音様。ん~、なんとも言えないシュールさがたまらない。とりあえず同じポーズでぱしゃり。

当時、この地域で有名だった鬼板師(鬼瓦職人)の浅井長之助氏が見た夢で「大きな観音様を作りなさい」とお告げがあり、昭和30年から製作されたんだそう。

現在も、観音寺にお墓がある人の中には、毎日観音様にお参りにくる人もいるんだとか。昔から大きな姿で高浜を見守り、地域の人に親しまれているようです。

観音様以外の見どころも満載

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観音様は高さ8m、鉄筋コンクリート円柱の周りに焼成した粘土が固められています。陶製の観音では日本一の高さ!素焼きの瓦と同じ茶褐色で、この土地にぴったりのお姿ですね。

観音様が立つ12角形の台にはさまざまなあしらいが施されています。写っているのは仏教で時間を表すとされている十二支のネズミ。そのほか、お堂壁面に埋め込まれた中国の神・十神将や、物の怪を意味する三邪鬼が支える大香炉などに、注目してみてください!

アクセスマップ

観音寺「衣浦観音」:愛知県高浜市青木町9

御朱印巡りで人気!刈宿の大仏様

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お次は西尾市刈宿町にある常福寺へ。国道を走っていると遠くからでも目立つ大仏(おおぼとけ)様が見えてきました。こちらも近づく前から相当シュールですね...。なかなかどでかそうです。

もともとお寺の山門がなかった常福寺は、その代わりとして1928年に大仏様を建立。海の方を向いて、漁師の安全を祈願しているんだそうです。最近では、御朱印巡りで訪れる参拝者からも人気なんだとか。さっそく近くに行ってみましょう。

近くで見ると、さらにどでかい!

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地元の人からは「刈宿の大仏(おおぼとけ)さん」と呼ばれ、親しまれているそう。聞けば、「だいぶつさん」というと怒られるとのこと!?

近づいてみると、さらに迫力が増します!その大きさに見とれていると、スズメが大仏様のまわりにたくさん。しばらく眺めていると、大仏様の鼻の穴の中にスズメが入っていくのを目撃...!(笑)人だけでなく、鳥からも親しまれているのでしょうか?スズメの行方を確かめるため、空洞になっている大仏様の内部に潜入してきました。

お参りできる大仏様の胎内に潜入!

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大仏様の中は少し薄暗くてドキドキ。この大きさで内部に入れる大仏は珍しいんだとか。参拝者が自由にお参りできるようにと、雨の日以外は開放しています。

1階には阿弥陀如来像が祀られていました。階段を上がっていくと、大仏様の膝部分にあたる2階にたどり着きます。ここには、阿弥陀如来と菩薩様たちが描かれた壁面とお地蔵様が。胴体から上は空洞で、見上げてみると先ほど目撃したスズメの姿も明り取りの窓からしっかりと確認できました(笑)。

ユニークな写真が撮れるどでか遺産へ

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最後に、大仏様と見つめあったベストショットを。常福寺の駐車場と国道を挟んで撮影するのがポイント!遠近法を使うことで、シュールな写真が撮れるかも?

高浜市かわら美術館と一緒に衣浦観音へ、御朱印巡りに西尾市刈宿町の大仏様へと、愛知県西三河のどでか遺産を訪れてみてはいかがでしょう。(取材:岩井美穂)

アクセスマップ

常福寺「刈宿の大仏」:愛知県西尾市刈宿町出口50

大仏内部は、日没以降と雨の日は閉門

リクエスト募集中!

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愛知県西三河のシュールな遺産を探す旅はまだまだ続きます。リクエストも受付中!

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