
ミズクラゲ360度動画
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意外に知らない、クラゲのひみつを紹介

海の波に揺られて、海面近くにただようクラゲたち。全身が半透明のゼラチン質でできている不思議な生物です。夏のお盆頃には、「クラゲに刺されるから海で泳ぐな」と言われることもあり、ちょっと怖いイメージも!?
今回は、そんなクラゲたちの驚きの生態やトリビアを、愛知県碧南市にある碧南海浜水族館からご紹介します!教えてくれるのは、今回も学芸員の森さんです。
クラゲ=刺す=毒!?

Q.クラゲは毒を持っているの?
A.クラゲと名前のつくものの多くは、目に見えないとても小さな毒針を持っています。毒針は、傘の周囲などから生える、細い糸状の体の先にあります。
三河湾をはじめ日本近海で最もよく見られる、写真のミズクラゲのように毒性が非常に弱く、ほぼ痛みは感じない種類もいますが、強い毒を持つクラゲもいるので気をつけましょう。
クラゲは大きなプランクトンだった!

Q.クラゲは、どのように泳いでいるの?
A.クラゲは早く泳ぐことができないため、水中に浮かんで水の流れのままに生活をしています。
そのため、じつはあのミジンコと同じ、プランクトンです。プランクトンと言うと目に見えない小さな生物を想像しますが、クラゲもそうなのです。
16個の目を持つミズクラゲ

Q.クラゲの目ってどこにあるの?
A.写真のミズクラゲの傘をよーく見ると、ふちの少しくぼんだ部分に小さな白い点があります。これがクラゲの目。
なんとその数は16個!そう聞くととっても目がよさそうですが、人間の目とは違って光の明暗がわかるだけなんです。
エサを食べると、胃の中が丸見え!

Q.傘の中に見える四つ葉みたいなものはなに?
A.胃と生殖器です。ミズクラゲは、くっつけて捕まえたプランクトンをそのまま吸収し、体内の管を通して胃に運びます。
半透明の体を持つミズクラゲは、食べたプランクトンと同じ色に体が変化していく特徴があるため、写真のように鮮やかな色が表れます。
クラゲは自然のことを教えてくれる

クラゲは海水が汚れると大量発生し、漁の網が破れる原因になったり発電所の取水口を詰まらせて人間に迷惑をかけることもあります。「クラゲは目に見える形として環境の変化を教えてくれるんです。」と、愛知県碧南市にある碧南海浜水族館の学芸員・森さんは教えてくれました。
ちなみに、碧南海浜水族館では、今回紹介したミズクラゲだけでなくサカサクラゲやアマクサクラゲなども展示されています。家族や友人と碧南海浜水族館へ遊びに行き、ゆっくりとクラゲを観察しながらトリビアを披露してみてはいかがですか!?(取材:浅野まつみ)
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