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食卓でおなじみ!イワシのひみつを紹介

日本人になじみ深く、おいしい魚、イワシ。家庭で食べることが多いイワシですが、実は生き物としての魅力がいっぱいあります。
今回は、イワシの驚きのトリビアを、愛知県碧南市にある碧南海浜水族館からご紹介!色々な話を教えてくれるのは、前回に続き学芸員の森さんです。
イワシがクジラのようになる!?

Q.イワシはなぜ集まって泳ぐの?
A.魚へんに弱いと書いて「鰯(いわし)」。その名の通り弱くて、さらにおいしい魚です。
敵に食べられないように身を隠したくても、イワシの泳ぐ海面近くには岩やサンゴがありません。そこでイワシは身を守るために集まります。その様子は「イワシ玉」や「ベイト・ボール」と呼ばれ、大きいもので20mほどのクジラサイズにまでなるんです!
海のマラソンランナー!

Q.イワシはどこに住んでいるの?
A.決まった家はなく、広い海を泳ぎ回って生活しています。その泳ぎ続ける様子は、まるでマラソンランナーのよう。
常に口を大きく開き、大量の海水をエラに通して水中の空気を体に入れています。大量の空気を必要とするのは、泳ぎ続けても疲れないようにするため!水族館のイワシの水槽では、水に空気を溶かして快適な海水にしています。
空気とご飯を一緒に食べる!

Q.イワシはいつご飯を食べてるの?
A.イワシのご飯に決まった時間はありません。常に大きな口を開けて泳ぎ、大量の海水を口に入れながら食事もします。
エラの口側にあるくしのような器官で、水中の小さなプランクトンを捕まえてムシャムシャ。広い海を弱く小さな体で泳ぎ続けるイワシが、大きなジンベイザメやウバザメ、マンタなどと同じ食事方法なんて不思議ですね。
シラス?イワシ?オオバ?

Q.イワシは子どもとおとな、どっち?
A.イワシは小さな魚ですが、14センチもあれば、おとなです。
稚魚から順番に呼び名が変わり、1センチより小さいのなら「シラス(白子)」、数センチになると「カエリ、アオコ、ヒラゴ」、10センチは「コバ(小羽)」。15センチは「チュウバ(中羽)」、20センチ前後だと「オオバ(大羽)」と呼ばれ、最大で30センチまで育ちます。地域によって「ナナツボシ」など、様々な呼ばれ方をすることも!
イワシの魅力はおいしいだけじゃない!

もしイワシがいなくなったら、多くの生き物は食べ物に困ってしまいます。体は小さいですが、たくさんの命を支えている魚なんです。
「みんなで一緒に泳ぎ続けるイワシは見ているだけでもおもしろいですよ。」と、愛知県碧南市にある碧南海浜水族館の学芸員・森さんは言います。
碧南海浜水族館では、今回紹介したイワシを展示しています。群れで泳ぎ続けるイワシたちは、大きな口を開けた表情がとってもキュート。家族や友人と碧南海浜水族館へ遊びに行き、イワシを観察しながらトリビアを披露してみてはいかがですか!?(取材:浅野まつみ)
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