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防災

女性のための防災マニュアル・備えのポイントをご紹介!

いつ起きてもおかしくない災害。各地で地震が起きていることもあり、自宅に防災リュックは用意している!という人も多いのでは?でも、そんな防災を、"女性目線"で考えたことってありますか?

今回は、愛知県西三河エリアの防災団体のみなさんが集まってトーク。女性ならではの備えや、避難所での過ごし方...いざというときのために知っておきたい知識を教えてもらいます。全部読んだら「女性の防災マニュアル」として活用できちゃうような!?お役立ち情報満載です!

防災の達人たち、3人が集結!

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集まってくれたのはこちらの3人!右は「刈谷市赤十字奉仕団」の団長、笠松信子さん。婦人会活動で培ったネットワークを駆使して、日々活動中!中央は「防災ママかきつばた」の代表、高木一恵さん。知立市を中心に愛知県で、子どもをもつママ向けの防災情報を発信しています。左は「NPO法人愛知ネット」の事務局長、南里幸さん。被災地の災害救援活動をしているほか、防災に関する講習会を開くなどしています。

それぞれの得意分野から、どんなアイデアが飛び出すんでしょうか?

食器いらずの「ポリ袋炊飯」

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まずは「食」をテーマにトークスタート!「食器を使わずに食べられる防災食をつくってきました!ポリ袋を使って、お米の炊飯や煮物ができちゃうんです」と笠松さん。つくり方は簡単。袋に米と水を入れて空気を抜き、輪ゴムで留めます。沸騰したお湯で30分ほど茹でたら完成!袋のまま食べれば無駄がなく衛生面も優れています。

訓練ではいつも、「ハイゼックス袋」という耐熱性のポリ袋を使うそう。ホームセンターなどで販売している湯せん可能なポリ袋でも調理できるそうです。

無理なく備える「ローリングストック」

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小さな子どもがいるママなら、特に災害時の食事は心配ですよね。自身も子育て中という高木さんは、「ローリングストック」という方法を実践しているそう!ローリングストックとは、普段から食品を多めに買って備え、日常的に食べて、また買い足して、と繰り返していくこと。

「災害時って、体力も気力も落ちてしまうかもしれないですよね。やっぱり、ストレスの溜まらない食事って大事だと思います!」と高木さん。栄養補給食品や、アレルギー対応の防災食、子どもがすぐに食べられる食品も常に揃えているそう。

避難所で困るトイレ問題!

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写真提供:NPO法人愛知ネット【避難所の様子】

続いては避難所での過ごし方について、南里さんに聞いてみました。「熊本地震の発生後に支援に行ったときのこと。地震が起きてから2日間は、地面に穴を掘って段ボールで囲んだだけのトイレだったんです」。持ち運びできる携帯トイレは自分で準備しておきたいですね。

そして、女性が不安に感じる生理用品のこと。「過去の被災地では、生理用品は支援物資として届くことが多かったんです。でも、必要なサイズが足りなかったり、災害時に、確実に手元に届くとは限らない。自分が使い慣れたものを準備しておくと安心ですね」。何事も、自分のライフスタイルに合わせた備えが必要なんですね!

ホットタオルで体も心もぽかぽか

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ストレスの溜まりやすい避難所での生活。笠松さんは、避難所でもできるリラックス方法を講習会で広めているそう。「体を拭くときにも便利なホットタオル。温かくて気持ちも安らぐんですよ」。早速試してみましょう!

用意するのは、フェイスタオル2枚、ビニール袋1枚、熱湯約100~120ml(カップに入れておく)。ビニール袋にタオルを1枚入れ、熱湯をかけます。このとき、もう1枚のタオルでビニール袋を包んで軽くおさえます。これだけでOK!ホットタオルで体を拭いたあとは、もう1枚の乾いたタオルで水気を拭き取ることができます。

子どもと避難所で過ごすための準備

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避難所での生活をシュミレーションする訓練に参加したという高木さん。「実際に避難所として使われる小学校で宿泊する訓練をしました。真冬だったので、想像以上に寒くて驚きました」。テントと寝袋を持って行ったそうですが、それでも寒かったんだとか。寝袋は子どもと共用ではなく、人数分要る!と実感したといいます。

それから、子どもの防災リュックに入れておきたいのが避難所でも遊べるグッズ。折り紙やシールブックなど音の出ないものを選んでいるんだそう。たくさんの人が集まる避難所での気づかいも大切なんですね。

防災リュックを見直してみよう!

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年齢や性別によって必要な中身が変わる防災リュックは、家族で1つではなく、1人1つ備えておくと便利。子どもの成長に合わせてグッズを入れ替えていくことも必要です。このほか南里さんからは「冬は、乾燥対策として、ハンドクリームやアロマオイル、夏は日焼け止めや下着の着替えを多めに用意するなど、季節に合わせた準備をしておくと良いですよ」とアドバイスをもらいました。

3人それぞれの立場から聞いた、女性ならではの心構え。なんとなくは備えているつもりでも、見直しておきたいポイントがいっぱい!何より、日頃からの備えが大切。まずは、防災リュックや防災食など身近なところから見直してみてはいかでしょうか?(取材:齊藤美幸)

刈谷市赤十字奉仕団

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2005年創立(単独奉仕団に移行)。活動拠点は愛知県刈谷市。各地区・各団体からの依頼で健康生活支援、幼児安全法、救急法といった講習を実施し、各自主防災会の訓練に参加。また、刈谷市生活福祉課と協働で活動するほか、日赤奉仕団一日講習会を開催、地区防災訓練に参加。地域のニーズに応じた活動を展開しています。

「刈谷市赤十字奉仕団」webサイト

防災ママかきつばた

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2016年創立。活動拠点は知立市をはじめ愛知県全域。子どもを持つ母親や父親によるボランティアグループ。乳幼児をもつ親子向けた防災セミナーの企画・運営や情報発信をしています。発信するのは、「子どもの命を守れるママ」になれる防災啓発。地域の団体・企業・行政・教育期間などとともに、まち全体で取り組む防災を目指しています。

「防災ママかきつばた」ブログ

NPO法人愛知ネット

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2000年創立。安城市に事務局を置き、活動拠点は愛知県全域。「つながりで、救う。」を理念に掲げ、被災地からの学びを社会教育やNPO支援に活かし、コミュニケーションから生まれるつながりを被災者支援の力に変えていく活動をしています。主に、防災に関する情報サービス支援、地域ネットワークの形成を推進。

「NPO法人愛知ネット」webサイト

キャッチネットワークの番組でも紹介!

コラムと連携してお届けするコミュニティ番組。「女性の防災」をテーマに、防災の達人が集まっておしゃべり!防災食って美味しいの?女性ができることって?女性ならではの防災アイデアを紹介します。

番組名:チアフル

放送チャンネル:地上デジタル12ch

放送日時:3/11(月) 21:45・12(火) 13:00、22:45・13(水) 14:00、21:45・14(木) 13:00、22:45・15(金) 21:45・16(土) 8:45、12:15、18:30・17(日) 12:00、19:45・18(月) 21:45・19(火) 13:00、22:45・20(水) 14:00、21:45・21(木) 13:00、22:45・22(金) 21:00・23(土) 8:45、12:15、18:30、22:45・24(日) 19:45

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